Mavic Miniで自動追尾ができる無料アプリ「Litchi」とは?
200g未満で軽量でありながら、高性能、低価格で爆発的人気を誇ったMavic Miniですが、被写体を追い撮りしてくれる自動追尾機能(アクティブトラック)があれば言うことなしと思っている人も多いのではないでしょうか?
Mavic Miniのデフォルトの機能では、この自動追尾機能はないのですが、「Litchi」という無料アプリをスマホにインストールすることで自動追尾ができるようになるという情報を入手しました。
そこで、今回はこの「Litchi」について詳細を調べてみたのでご紹介したいと思います。
Mavic Miniに自動追尾機能を追加できる無料アプリ「Litchi」
Litchiの公式ホームページ
Litchiの主な特徴
Litchiの主な特徴を列挙すると以下です。
- iPhone、Androidの両方に使える
- 自動追尾以外にWaypoint、Orbitなど色々と機能がある
- 自動追尾は「Follow」というコマンド名
- 自動追尾は、Mavic Mini, Mavic 2 (Zoom/Pro), Mavic (Air/Pro), Phantom 4 (Standard/Advanced/Pro/ProV2), Phantom 3 (Standard/4K/Advanced/Professional), Inspire 1 (X3/Z3/Pro/RAW), Inspire 2 and Sparkで有効
Litchiの自動追尾機能の使い方
モバイルデバイスのGPS精度/高度計(Mobile Device GPS Accuracy/)
モバイルデバイスの位置の推定精度(メートル/フィート)。
この数値が赤の場合は、現在の位置精度が一般的な航空機設定において「最大位置精度」を超えていることを意味します。
このような場合、フォローを開始することはできません。
良好な位置精度を得るのが難しい場合は、別の位置を試すか、「最大位置精度」の一般的な航空機設定を上げる必要があります。
「MaximumLocationAccuracy」をより高い値に設定すると、モバイルデバイスのGPS信号の許容誤差が大きくなりますが、フォローミーの動きの精度が低下する可能性があります。
高度計は、フォローが開始されたときの高度に対するモバイルデバイスの高度を示します。
フォロータッチモード
タップしてフォロータッチモードを切り替えます。
このモードでは、ドローンはモバイルデバイスの代わりにタッチモードマーカーに従います。
フォロー設定
タップすると、フォロー設定が表示されます。
タッチモードマーカー
フォロータッチモードが有効になっている場合、マップ上の任意の場所をタップして、ドローンがフォローするこのマーカーを設定します。マーカーもドラッグ可能です。
フォロー設定の詳細
フォローを機能させるには、アプリがドローンと被写体の位置を知る必要があります。
これらの相対値を設定する最も簡単な方法は、被写体が動き始めたときにドローンを飛行させ、「ドローンの位置から設定」を押すことです。
「高度基準」以外の設定はすべてリアルタイムで変更できます。
フォローの実行
設定画面下部の「フォロー」ボタンを押して、フォローセッションを開始します。
フォローボタンは、フォローセッションを終了するために使用できる停止ボタンに変わります。
開始されると、ドローンは最初に選択した高度まで上昇し、次に設定に示されているように指定された相対位置に進みます。 その後、被写体が動くと動きます。
フォローを停止する
フォローセッションの停止は、左側のボタンバーにある赤い停止ボタンを使用して実行できます。
Litchiの使い方動画
私自身、このアプリを使ってはいませんが、このアプリを知ったきっかけは以下の動画です。
これを見れば使い方も理解できると思います。
まとめ
LitchiはまだDJI Mini2には対応していないようです。
そのうち、Mini2でも自動追尾ができるようになったら私も試してみようかと思っています。