ドローンFPV映像を綺麗に見たい!高性能VTX TBS Unify Proの導入検討
ここ最近、ドローンのFPV飛行でゴーグルで見る映像を少しでも綺麗にできないかと色々と調べています。
今回は、その対策のうちのひとつであるVTXを高性能なものにするということで、高性能VTXであるTBS Unify Proについて知らべてみました。
※アイキャッチはGetFPVさんからお借りしています。
レース用ドローンやTiny whoopなどでFPVをやっている方々のほとんどが、ドローンのカメラからの映像をゴーグルで綺麗な映像で見たいと思っているのではないでしょうか?
※FPVとはのFirst Person Viewの略でドローンから送られてくる映像を自身に付けたゴーグルで見ながら飛行させることです。
私もその一人でして、色々と映像を綺麗にするために検討しています。
ちなみに以下が、私の所有するゴーグルである、Fatshark Dominator V3とゴーグルに取り付ける受信機は、Furious Tru-D Diversityを使った際にFatshark Dominator V3の録画機能で撮った映像です。
映像にノイズ線が入っているのが分かると思います。
基本、日本で使えるゴーグルはアナログなので、こういったノイズが入ってしまうことは仕方がないことなのですが、できれだけノイズなしにしたい。
これをノイズ線がない綺麗な映像にしたい!というのが私のやりたいこと!!
ノイズ除去の各種対策
そもそもこのFPV映像のノイズ対策には私の知る限りいくつかあります(もっとあるのかも知れませんが)。
それらを列挙すると以下のような感じです。
①ゴーグルをSkyzone Sky03OやFatshark HDOのような高性能で高価なものにする
②ゴーグルに付ける受信機を高性能なものにする
Rapidfireなどが有名なところでしょうか。
③コンデンサーを付ける
④VTXを高性能なものにする
そして、今回調べたのは、上記④になり、その中でも有名はTBS Unify ProというVTXについて調べてみることにしました。
プロが開発するTBS Unify Proとは
TBSは、TeamBlackSheepの略で、FPVドローン等を使い世界中で動画撮影を行っている有名なグループだそうです。
確かにこのグループのYouTubeを観ましたが動画の完成度がハンパないです。
TeamBlackSheepのオフィシャルホームページもありますね!
FPV歴が長いこともあり、こういったTBS Unify Proというような高性能なVTXも開発できるということなのでしょう。
TBS Unify Proの特徴
まずTBS Unify Proの種類は以下の通り5種類あります。
- TBS UNIFY PRO 5G8 HV - RACE (SMA)24.95ドル
- TBS UNIFY PRO 5G8 HV (SMA)49.95ドル
- TBS UNIFY PRO 5G8 V3 (SMA)39.95ドル
- TBS UNIFY PRO 5G8 HV (RP-SMA)49.95ドル
- TBS UNIFY PRO 5G8 V3 (RP-SMA)39.95ドル
SMAとRP-SMAの違いとは?
まず上記を見て疑問に思うのが、SMAとRP-SMAの違いです。
そもそもSMAとは無線機器に使われるコネクタの規格で、Sub Miniature Type Aの略だそうです。
そしてRPですが、Reverse Polarity (逆極性)の略だそうです。
なんのこっちゃ分からないので絵で理解したほうが分かりやすいです。
画像はGetFPVさんからお借りしております。
それぞれ、コネクタにはオスとメスがあり、SMA、RP-SMAにもオスとメスがあるということです。
ただ、RP-SMAのオスなのに穴があったり、メスなのに突起があったりと「逆ジャン」と聞こえてきそうですが、これは別に間違いではなく、形状で覚えてしまったほうが良いようです。
したがって、TBS Unify Proにもコネクタ違いで種類があつということです。
コネクタの違いで価格に差はなく、V3(39.95ドル)なのかHV(49.95ドル)なのかで価格が違っています。
HVとV3の違いとは?
HVの特徴
重量は7gで、最大6Sのバッテリーに接続し、カメラの出力を5Vにすることができます。
この辺り、正直よく分かっていないのですが、TBS COREまたはTBS PowerCubeに接続しなくても、電源をフィルタリングして綺麗な映像を得られるようです。
また、最大出力は、800mWです。
V3の特徴
HVの7gに対しV3は5gと軽量です。
HVに対しより映像を綺麗にする機能が付いていないようで、HVに比べると標準仕様という位置づけかと思います。
HV、V3両方共に、以下の機能が標準装備されています。
これら各種機能は後々調べて追記していこうと思います。
- PitMode
- SmartAudio
- CleanSwitch
まとめ
VTX映像を綺麗にするだけで、色んなやり方があるのだと日々、目から鱗が落ちる感じなのですが、このTBS Unify Proについても、まだ調査段階なので、追加事項あり次第、ページ更新していこうと思います。
おすすめのFPVゴーグルについては以下の記事を参考にして頂けると幸いです。
初めてのレース用ドローンHGLRC XJB 145mm Micro FPVを購入
先日、HGLRC XJB 145mm Micro FPV レースドローンを購入しまして、正確にはGearbestからの到着待ちですが、待っている間に少しずつ周辺部品を買いそろえております。
今回はその辺をご紹介。
1月15日にHGLRC XJB 145mm Micro FPV レースドローンをGearbestで注文しました。
続きを読む【ドローン空撮】Youtube用おすすめ音源を無料で使う方法
ドローンで空撮する人の多くは、空撮した動画を撮りっぱなしにするのではなく、音楽を追加してYoutubeに上げたり、SNSに上げたりと何かしらの方法で、動画にプラスアルファ追加しているのではないでしょうか?
ドローンで撮った動画だけだと味気ないので、そこに音楽を追加したいけれど、良い音楽素材を無料で提供しているサイトはないだろうか?と思ったことはないでしょうか?
私もドローンで空撮を始めた頃、同じ悩みを持っていました。
せっかく思い出に空撮したのだから、音楽を追加して自分好みにしたいと思うのは必然だと思います。
今回は、ドローン空撮をしばらくやってきた経験から、無料の音楽素材の集め方についてまとめてみました。
DJIユーザの音楽素材の集め方
Mavic2, Mavic pro, Mavic Air, SparkなどのDJIユーザの場合、空撮した動画をDJI Go4アプリで編集できます。
そのDJI Go4アプリの中には無料の音楽素材が多く存在していますので、当然、それを使うことができます。
曲数も豊富ですし、結構格好良いものがあります。
一般的にドローンの映像に使いたい曲とは、実際にボーカルが歌っている曲というよりは、音楽だけのリズムだけがあるものかと思います。
テクノ系や打ち込み系と言われているのでしょうか?
すみません、曲のイメージはあるのですが正式な音楽ジャンル名が分かりませんが、DJI Go4アプリを実際に使うと、どんな曲があるかイメージしやすいと思いますし、DJIユーザは、このDJI Go4アプリをまず使うのをおすすめします。
Youtubeの無料音楽素材の活用
最近おすすめなのが、Youtubeの無料音楽素材を使う方法です。
Youtubeが無料で提供するBGM集なので、もちろんYoutubeで
気付くのが遅かったのですが、これはいつものようにYoutubeに動画をアップさせる時に、何やらYoutubeに無料音楽素材が存在することに気が付きまして、以降、活用させてもらっています。
以下の通り、ご自分のYoutubeアカウントにログイン後、音楽を追加したい動画の編集
モードに入り、以下の赤枠の音声をクリックします。
すると画面下部に音楽素材がずらっと並んでいます。
豊富な曲数の中から以下のように①ジャンルや②その時の気分、③検索キーワードなどで曲を探すことができます。
音楽を試しに再生してみて、気に入ったのがあれば動画追加を押すだけで、該当動画に音楽が追加されます。
なんと便利なんでしょう。
まとめ
Youtubeにあるレース用ドローンで撮った動画を見ていると、いつも格好が良い音楽が流れていて、どこで皆音楽を入手しているのかと、いつも気になっていました。
もしかすると、これらは無料でなく、どこかの有料サイトから入手しているのかもしれませんが、今後も無料音楽素材の集め方でよい方法があればシェアしていきたいと思います。
こういったフリーの音楽素材を使う上で注意すべきなのが「著作権フリー」「商用利用OK」かと思います。
沢山の無料音楽素材がありますが、使用する前に上記を確認したうえで活用することをおすすめします。
Mavic Miniで自動追尾ができる無料アプリ「Litchi」とは?
200g未満で軽量でありながら、高性能、低価格で爆発的人気を誇ったMavic Miniですが、被写体を追い撮りしてくれる自動追尾機能(アクティブトラック)があれば言うことなしと思っている人も多いのではないでしょうか?
Mavic Miniのデフォルトの機能では、この自動追尾機能はないのですが、「Litchi」という無料アプリをスマホにインストールすることで自動追尾ができるようになるという情報を入手しました。
そこで、今回はこの「Litchi」について詳細を調べてみたのでご紹介したいと思います。
Mavic Miniに自動追尾機能を追加できる無料アプリ「Litchi」
Litchiの公式ホームページ
Litchiの主な特徴
Litchiの主な特徴を列挙すると以下です。
- iPhone、Androidの両方に使える
- 自動追尾以外にWaypoint、Orbitなど色々と機能がある
- 自動追尾は「Follow」というコマンド名
- 自動追尾は、Mavic Mini, Mavic 2 (Zoom/Pro), Mavic (Air/Pro), Phantom 4 (Standard/Advanced/Pro/ProV2), Phantom 3 (Standard/4K/Advanced/Professional), Inspire 1 (X3/Z3/Pro/RAW), Inspire 2 and Sparkで有効
Litchiの自動追尾機能の使い方
モバイルデバイスのGPS精度/高度計(Mobile Device GPS Accuracy/)
モバイルデバイスの位置の推定精度(メートル/フィート)。
この数値が赤の場合は、現在の位置精度が一般的な航空機設定において「最大位置精度」を超えていることを意味します。
このような場合、フォローを開始することはできません。
良好な位置精度を得るのが難しい場合は、別の位置を試すか、「最大位置精度」の一般的な航空機設定を上げる必要があります。
「MaximumLocationAccuracy」をより高い値に設定すると、モバイルデバイスのGPS信号の許容誤差が大きくなりますが、フォローミーの動きの精度が低下する可能性があります。
高度計は、フォローが開始されたときの高度に対するモバイルデバイスの高度を示します。
フォロータッチモード
タップしてフォロータッチモードを切り替えます。
このモードでは、ドローンはモバイルデバイスの代わりにタッチモードマーカーに従います。
フォロー設定
タップすると、フォロー設定が表示されます。
タッチモードマーカー
フォロータッチモードが有効になっている場合、マップ上の任意の場所をタップして、ドローンがフォローするこのマーカーを設定します。マーカーもドラッグ可能です。
フォロー設定の詳細
フォローを機能させるには、アプリがドローンと被写体の位置を知る必要があります。
これらの相対値を設定する最も簡単な方法は、被写体が動き始めたときにドローンを飛行させ、「ドローンの位置から設定」を押すことです。
「高度基準」以外の設定はすべてリアルタイムで変更できます。
フォローの実行
設定画面下部の「フォロー」ボタンを押して、フォローセッションを開始します。
フォローボタンは、フォローセッションを終了するために使用できる停止ボタンに変わります。
開始されると、ドローンは最初に選択した高度まで上昇し、次に設定に示されているように指定された相対位置に進みます。 その後、被写体が動くと動きます。
フォローを停止する
フォローセッションの停止は、左側のボタンバーにある赤い停止ボタンを使用して実行できます。
Litchiの使い方動画
私自身、このアプリを使ってはいませんが、このアプリを知ったきっかけは以下の動画です。
これを見れば使い方も理解できると思います。
まとめ
LitchiはまだDJI Mini2には対応していないようです。
そのうち、Mini2でも自動追尾ができるようになったら私も試してみようかと思っています。
Tiny Whoopのバッテリーのスペックの見方について
Tiny Whoopのバッテリーのスペック表示って初心者にとっては分かりづらくないでしょうか?
色んな記号が書いてあるけど、それぞれ何を意味するの?
どのスペックを見れば、より高性能なバッテリーだと分かるの?
などなど疑問が尽きません。
今回、Tiny Whoopバッテリーのスペック表記についてご紹介します。
続きを読む海外で購入したDJI製品は日本で無償付帯保険の対象か?
DJI製品であるスパークやマービックを購入した場合、購入特典として登録すると1年間無償付帯保険に加入できます。
では海外で日本人がDJI製品を購入した場合、この保険に加入できるのでしょうか?
これについてDJIに問合せしましたのでシェアしたいと思います。
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